
友達が「そろそろ京大の冠模試の申し込み近いね。」って言ってたんだけど、冠模試ってなんですか…
このような疑問をお持ちの方向けに解説します。
この記事の内容- 京大の冠模試について解説
- 受けるべき京大の冠模試はどれか
- 京大の冠模試を受ける際の注意事項
結論、冠模試とは大学別の模試のこと。京大の冠模試であれば、京大志望の人が受験する、京大の形式に似せた模試のことです。
京大の冠模試とは



京大志望を対象とした模試
京大の冠模試とは、高3生と浪人生を対象とした、京大志望向けの模試のことです。各大手予備校が京大に似せた問題形式で開催しています。
京大入試に似せた形式
予備校の中でもベテランの先生方が何ヶ月も話し合いを重ねて作った、京大っぽい質の高い問題が出題されるので、京大受験生の間でも非常に評判が高いです。
当然ながら時間形式なども京大入試に合わせているので、入試の予行演習が可能。
志望学部ごとに合否の判定が出る
京大冠模試は、申し込みの際に志望学部を登録します。そして受験後、成績結果とともに志望学部内での順位や合否判定を確認できます。
自分の立ち位置を知れるので受験生にはとても大事な情報ですよね。
共テ模試とのドッキング判定がされるものも
冠模試によっては、各予備校が別日に実施している共テ模試の成績と合わせた点数での合否判定をしてくれる仕組みがあることも。
別にドッキングを利用せずに冠模試だけの判定を確認するだけでもいいですが、せっかくなら共テ模試も合わせて受けて、ドッキングを利用するのがおすすめです。
冠模試の冊子掲載者とは
時々、「冠模試の冊子掲載者になった」みたいな声を聞くことがあるかも。冊子掲載者というのは、冠模試で特に成績がよく、成績表とともに配られる冊子に名前を載せてもらえる人たちのこと。
簡単に言えば、A判定の中でも特に上位層だった人たちです。
ただ、冊子掲載者でも落ちることはあるし、冊子掲載されたことがなくても受かる人は受かる。
受けるべき京大の冠模試は?



受験必須なのは4つ
京大志望の人が絶対受けるべき京大の冠模試は以下の4つ。
- 夏の京大オープン
- 夏の京大実戦
- 秋の京大オープン
- 秋の京大実戦
河合が主催しているのが京大オープン、駿台が主催しているのが京大実戦です。これら2種類は、夏と秋に2回ずつ開催されますが、この合計4つは絶対受けるべき。
京大受験生のほとんどがこの4つの模試を受験しているので、その分合否判定の精度も高いです。今の実力を知るのに最適。
東進・代ゼミの京大模試の優先順位は低め
河合の京大オープン、駿台の京大実戦に対して、東進・代ゼミの京大冠模試の優先順位はぶっちゃけ低め。
というのも、マイナーで受験者数が少ないため、合否判定の信頼性に欠けるから。
ただ、代ゼミの京大冠模試の問題が京大入試で的中した!と話題になったこともあるので、余裕のある人は受けてみる価値あり。
京大の冠模試を受けるときに注意したいこと



受験会場の枠が埋まってしまうかも
京大の冠模試は、比較的申し込み期間は長いのですが、早めに申し込まないと最寄りの会場の募集枠が埋まってしまうことも。
わざわざ遠くの会場に出向かないとだめ、みたいなことにならないように、早めに申し込みしましょう。
京大会場がないか要チェック
京大の冠模試によっては、京都大学が会場として提供されることもあります。京大への移動も含めて実際の入試の予行演習に最適なので、特に関西の人は狙ってみては。
京大会場は特に定員埋まりやすいので、早めにチェック。
高校を通して申し込みすると安くなることも
所属の高校を通して京大の冠模試に申し込むと、割引価格で受験できることもあります。チラシが置いてあったりするので探してみましょう。
分からなければ進路指導の先生とかに聞いてみてもいいかも。
共テ模試とのドッキング判定有無も確認
京大の冠模試によっては、共テ模試とのドッキング判定ができるかもしれないので確認必須。
より正確な自分の立ち位置を確認できるので、ぜひ利用してみてください。
京大の冠模試をうまく活用しよう



いかがでしたか。
京大の冠模試は、京大受験生にとっては受験必須の模試。うまく活用して、京大合格に繋げてくださいね。